神々の郷高千穂で、自然に寄り添う生産・加工・販売を営みます。
“身土不二”「身」つまり今までの行為の結果と、「土」身がよりどころにしている環境、は切り離せません。私たちは今の環境を受け入れ、風の吹くまま、雲の流れるまま土を耕し、肥やしを蒔き、種を播いて黙々と農業を続けていきます。おたに家の農地は高千穂町内に散在する耕作断念地を借り受けて、無農薬、無化学肥料を基本に農業を営んでいます。当初から、ただ生産するだけでは生業(なりわい)を維持できないと、飲食店(蕎麦店)の経営や加工品の開発・製造等を行ってきました。私たちは持続可能な地域社会の一助となるべく、これからも泥臭く、マチの食文化の柱石となり、ムラの地主様とその歴史に恥じぬよう生産活動を続けてまいります。